賃金補助の助成金

 生産性向上のために人員拡充する企業に1100万円の助成金

これまでもっぱら新規創業もしくは新分野進出の際に助成が行われていました中小企業基盤人材確保助成金ですが、この4月からは、新たに【生産性向上に係る基盤助成金】がスタートしました。

対象となる企業:
・従業員数300人未満
・2期以上決算が終了している法人(又は個人事業主)
・一定の方法によって計算した労働生産性が808万5千円以下

要件:
・生産性向上に資する人員(=基盤人材、年収450万円以上)を受け入れる
(この場合、社員として雇用するケースはもちろんですが、他社からの出向受け入れなども対象となります)

助成額:
・基盤人材の雇入れ・受入れ・・・140万円/人
(労働者数20人未満の企業の場合は180万円/人)
・一般労働者の雇入れ・・・・・・・30万円/人
(労働者数20人未満の企業の場合は40万円/人)
基盤人材については、1企業あたり5人までを限度とし、一般労働者については1企業あたり基盤人材と同数までが限度となります。

例えば、労働者数19名の会社が、年収450万円以上の技術者5人を出向社員として受け入れ、さらに年収240万円の一般社員を5人雇った場合、
5×180+5×40=1100(万円)

【ポイント】
この助成金は、基盤人材の年収要件は450万円と高いのですが、新規事業の場合と違って設備投資の300万要件が無いところが特徴です。また、小規模事業主の場合は助成額がアップしています。

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k_roumu_k at 14:43  この記事をクリップ!

 起業者向けの助成金・中小企業基盤人材確保助成金

【中小企業基盤人材確保助成金】
この助成金は、額が大きいのが特徴です。
なんと最大850万円!
新規で創業される方や、これまで行っていた事業とは違う分野に進出される場合に、新たに人を雇うと貰うことができます。

人を雇うと言っても、条件があります。
この助成金のタイトルにもなっている「基盤人材」。これは、これから始める事業の中核となる管理職や、専門技術者などのことを指す言葉です。基盤人材については、その人に支払われる賃金が年間350万円以上でなくてはなりません。

それから、基盤人材だけでなく、基盤人材一人に対して一人まで、一般労働者を雇い入れる場合にも、助成金の対象になります。
気になる支給額ですが、基盤人材はひとり140万円
一般労働者は、ひとり30万円が支給されます。
それぞれ5名まで認められるため、
(140+30)*5=850万円

この他にも条件があります。
・雇用保険に加入していること。
・労働保険料の滞納がないこと。
・一定期間内に300万円以上の設備投資を行うこと。
などです。

ところで、もう既に人を雇っているような場合にも貰うことができるのでしょうか?
実はこの助成金を貰うためには、あらかじめ計画を出しておかないといけないのです。
こういうことを知らずに、窓口へ行って、どんなにがんばっても後の祭りです。
ちなみにこの計画は、事業をすでに立ち上げている場合でも、スタートから6ヶ月以内でしたら提出可能ですので、まだ間に合う方はチャレンジしてみてもいいでしょう。

事業を始めたばっかりで、人を雇用することはとても大きな負担になります。だからといって人件費を惜しむとロクな人材が採用できず、せっかく立ち上げた事業も軌道に乗る前に終わってしまうかもしれません。
そんな時にこの助成金を活用すれば、最初からいい人材を確保できる可能性が高くなり、中小企業経営者にとっては、とても役に立つことでしょう。

ただし、この助成金の手続きは非常に大変ですので、本業で忙しい社長さんがご自分でなさることはお勧めしません。多少手数料を払ってでも、プロに依頼した方が得策です。助成金のために本業がおろそかになっては元も子もありませんから。


k_roumu_k at 02:45  この記事をクリップ!
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【ゴルゴ社労士事務所】
代表・木村正士
(社会保険労務士)
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